大切な瞬間を逃さない!子供を撮るときにオススメの設定

Nikon D750

子供をうまく撮るコツは、『子供の世界にカメラが入り込まないこと』です。

いきなり重要なポイントを挙げましたが、まさにこれに尽きると思います。
子供のイキイキとした姿を写真に収めたいのなら、尚更です。

「はい、撮るよー!」って声かけたり「あ、ちょっ、・・・ごめんもう一回!」などカメラの存在を意識させてしまうと、たちまち硬い表情になってしまうのは目に見えています。

余談ですがそう言った面でも、テレビに出る子役の方たちはすごいなーと感心してしまいます。

今回は私が自分の子供を撮る際に、少しでも『子供の世界にカメラが入り込まない』ように、工夫している『設定』についてご紹介します。

お子さんの性格やご自身の撮影ポリシーとあわせてみて、馴染みそうな部分があれば、参考にしていただけると嬉しいです。

【注意】
今回はNikon D750を参考モデルとして取り扱います。各用語などもNikonの名称を使わせていただきます。
お手数ですが、お持ちのメーカー名称と照らし合せてご参照くださいませ。

とっさの撮影にも対応できるような設定

子供は時に、予想することができない行動をとります。シャッターチャンスはいつ訪れるかわかりません。私にも子供にも。
そう、誰にもわからないのです。

そこで、不意のチャンスにも答え切れるように設定した、私のスタンダードはこちらです。

  • 撮影モード・・・M(マニュアル)
  • シャッタースピード・・・1/250(1/125-1/250ぐらいの間で)
  • F値・・・5.6(4-8ぐらいの間で)
  • ISO・・・Auto(オート)
  • AFモード・・・AF-C, ダイナミック9点

一つずつ解説していきたいと思います。

撮影モードの設定

D750 M(マニュアル)にダイヤルを合わせる

シャッタースピードとF値で、写真のイメージ(出来上がり)をコントロールしたいので『M(マニュアル)モード』に設定します。

のちの”シャッタースピード”の見出しを読んでみて、シャッタースピードのコントロールは必要ないかなと思った方は、A(絞り優先)モードにするのもアリだと思います。

同様に”F値”の見出しを読んでみて、F値の設定はカメラに任せてシャッタースピードだけ意識したいなと思った方は、S(シャッタースピード優先)モードを選んでください。

シャッタースピードの設定

D750 シャッタースピードを1/250にする

元気に動き回る子供をピタリと止めるならば『1/250』が目安となります。1/1000まで使えるならばそちらがベストです。

何かに集中している瞬間を写真に収める場合は、1/125ぐらいでも問題ありません。

1/125より低速(1/100とか1/80など)になってくると今度は、手ブレによるピンぼけのおそれが出てきます。

「滑り台とか走っているシーンを流し気味に撮りたい」とか、「いや、私はどんなことがあってもブレない人間だ。」という方なら、どんどん低速にチャレンジしていきましょう。

とっさのチャンスでもサッと反応できるシャッタースピードとしては、『1/250』がベターだと思います。

あまり動きのなさそうなシチュエーションでは、『1/125』を基本としても構いません。

F値の設定

D750 F値(絞り)を5.6にする

F値については、『5.6』を基準にしています。

子供の写真を撮るときは大概、『』にピントを合わせます。

2.8とか2.0にすると、ピントの合っている部分が少な過ぎて、肩からボヤけているなどといったことにもなりがちです。

逆にF値11以上になってくると、主題(子供)がはっきりしない写真となりやすいです。
あ、いや、”お子さんの存在感”の問題ではなくて”ピント”の問題ですよ。

シチュエーションによってはパンフォーカス(F値8以上)も必要になってくるとは思いますが、基準としては5.6でいいと思います。

存在感のある自慢のお子さんをお持ちの方でも、まずは『F5.6』にしておきましょう。

お持ちのレンズの都合上F5.6だと他の設定が厳しくなるという方は、『F4』を基準としてもいいと思います。

ISOの設定

D750 ISOをオートにする

チャンスはいつ訪れるかわからない為、露出の調整をしている暇はありません
ISOは『Auto(オート)』にして、カメラに露出の調整を任せます。頼んだぞ。

写真の出来上がりが、明るい(暗い)イメージにしたいといったイメージがあるならば、あらかじめ露出補正を『+1』や『-1』などと調整しておきましょう。

ISOをAuto(オート)にしたからといって、ほったらかしにしておくのも良くありません。

ISOが上がりすぎると、カメラの性能によってはノイズ出まくりのザラッザラな写真が出来上がってしまいます。

お持ちのカメラスペックによりますが、できたらISO6400(気持ちは4000)までには収めたいものです。

もしISOが上がりすぎる(気になる)ようでしたら、シャッタースピードやF値を調整してみましょう。

【補足】
撮影モードをA(絞り優先)モードやSモード(シャッタースピード優先)モードに設定している方も、ISOをオートにしておきましょう。

カメラが極端な露出設定にすることを、減らすことができます。
ただし、あくまでも”減らす”ことができるだけです。都度チェックすることも忘れずに。

AFモード・エリアモードの設定

D750 AFモードとAFエリアモードを設定する

子供を撮るときは競技スポーツなみの設定にしておかなければ、突然のシャッターチャンスにも対応することができません。

万全を期するためにも、AFモードも変更しておきましょう。

まずAFモードを『AF-C』モードへ変更します。

「コンティニュアスAFサーボ」(AF-C)はシャッターボタンを半押ししている間、ピント合わせを続けるモードです。
シャッターボタンを全押しするまでピント合わせを続けるため、動いている被写体などを撮影するのに適しています。
引用元:Nikon D750 AF-C

まぁ引用の通りなのですが、動く被写体に適したモードです。
シャッターを切るまでピントを合わせ続けるとかマジ便利すぎ。

Canonさんだと『AIサーボAF』というらしいです。
検索エンジンで『メーカー名 AFモード』と検索すると、それらしきページが見つかると思います。

そして、AFエリアモードを『ダイナミックAF・9点』に変更です。

フォーカスポイントを選ぶのはシングルポイントAFと同じですが、被写体が一時的にフォーカスポイントから外れた場合に周囲のフォーカスポイントが引き続き被写体を捉えてピントを合わせ続けます。
不規則な動きをする被写体の撮影に効果的です。
引用元:Nikon D750 AFエリアモード ダイナミックAF

シングルポイント(1点)でジャスピンを狙いたい気持ちは当然あるでしょう。(あれ?私だけ?)
けど結局それって、大半が自己満足の為なんですよね。(と、私に説く。)

子供の写真は撮れて(残せて)ナンボ。ピントが外れる可能性は、少しでも除外していきましょう。

ダイナミック21点51点だと、ピントが微妙にズレたりしてお子さんがぼんやりとした写真になりがちです。

・・・そうですよね、わかります。
でも先ほどと同じように、これは”お子さんの存在感”の問題ではなくて、”ピント”の問題なのです。

こちらも検索エンジンで『メーカー名 AFエリア』と探すと、各メーカーごとのそれらしきページが出てくるかと思います。

【補足】
運動会やスポーツ大会などでは上記設定に加え、『AFロックオン』を『しない』に設定することもあります。

詳しい説明は今回省かせていただきますが、”通常の日常”を撮る際は、そのままの設定でいいと思います。

いやいや難しいから。もっと簡単な設定ってないの?

D750 P(プログラムオート)にダイヤルを合わせる

これがあるんですよ。
いっその事、『P(プログラムオート)モード』で撮りましょう。

各メーカーさんごとにオートモードって存在しますよね。あれでも十分です。
設定でアタフタするぐらいなら、オートでいきましょう!最近のカメラって、結構アタマいいんですよ。

うまく撮ることが本来の目的ではないはずです。
詳しくはこちらをドウゾ。

家族写真を撮るうえで大切なたった1つのこと

2017.05.12

まとめ

D750の全体図

ここまでしっかり設定を整えていても、いざという時にシャッターチャンスを逃したり、ピントがずれたり,ブレたり・・・と失敗は起こり得ます

『設定がバッチリだからうまく写真を撮れる』というわけでは”無い”のです。
ここまで読んでもらったのにゴメンなさい。

カメラ設定の他にも、お子さんが”どんな動きをするだろうなぁ”とか”アレに食いつくだろうなぁ”と『予想する』ことや、お子さんとあなたとの『空気感』などが、素敵な写真を撮る上でとても大事になってくるのです。

私は『設定』について語ることはできますが、これらについてはあなたが一番よく知っている(わかっている)はずです。

あとは実践あるのみ!さぁビシバシいきましょう!!
ほら、今日もシャッターチャンスにあふれていますよ。

  • 撮影モード・・・M(マニュアル)
  • シャッタースピード・・・1/250(1/125-1/250ぐらいの間で)
  • F値・・・5.6(4-8ぐらいの間で)
  • ISO・・・Auto(オート)
  • AFモード・・・AF-C, ダイナミック9点

家族写真を撮るうえで大切なたった1つのこと

2017.05.12
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